九州旅行者必見！絶景夕日スポットのおすすめ８選

一度は行ってみたい！九州各県の絶景スポット

1日の終わりを告げる夕日の光景。
黄色やオレンジ、赤、青、紫などと次第に色を変え、周囲を染めながら沈んでいく美しい夕日は、ついつい見入ってしまう光景です。

大自然の中、夕日が水平線に沈んで行くサンセットなら、なおさらうっとりと眺めてしまいますね。
今回は、そんな夕日が美しいサンセット絶景スポットを中心にご紹介します。

TVCMで一躍有名になった宮地獄神社をはじめ、九州各県の絵画のような景色、後世に残したい、日本が誇る！一生のうちに一度は見たい絶景スポットを定番から穴場までピックアップしました。

パワーみなぎる雄大な一面のオレンジは、元気を与えてくれる景色でもあります。
フォトジェニックな写真をぜひカメラに収めてみましょう！
今から行きたくなる情報満載です。

熊本県：天草の夕陽八景の中から2つを厳選してご紹介♪

西平椿公園（大ケ瀬の夕陽）ラピュタの木もある椿と夕日の名所！

西平椿公園から見る大ヶ瀬の夕陽

西平椿公園から見る大ヶ瀬の夕日は天草ナンバーワンの夕日スポット！といっても過言ではない気がします。
「日本の夕陽百選」にも選ばれているスポットです。

場所が少しわかりづらいですが一見の価値あり！看板がいくつも設置されているので恐らく辿りつけるはず♪

最近有名になったラピュタの木もここにあります。
早めに到着してラピュタの木を見てそのまま夕日を待つというプランもおすすめです。

「天草ラピュタ」とSNSで話題のアコウの巨木

大ヶ瀬（おおがせ）とは、天草西海岸に面した東シナ海に浮かぶ岩礁。
釣りの聖地として知られる場所でもあります。
周辺には珊瑚が生息している美しい海です。

この大ヶ瀬の周辺で見られる夕日は、海中からそびえる岩々の背後に落ちる夕日が見られます。
東シナ海の水面を真っ赤に染める風景は圧巻です。

また、毎年2月から3月にかけて、山の斜面をヤブツバキをはじめとする約2万本のツバキが咲き、真っ赤な花びらで山が覆い尽くされます。
夕日とともに、ぜひ見てほしい景色の一つです。

魚貫・黒石の夕陽　歩きながら見る夕日

海岸線に沈む夕日

魚貫海岸や黒石海岸では、歩きながら夕日を楽しむことができます。

黒石海岸では、港に戻る船や周囲の島のシルエットを映しながら、オレンジ色の鮮やかな夕日が海に沈む様子を見ることができます。

魚貫崎海水浴場は東シナ海に面した海水浴場で、夕日の美しさは最高です。
海水の透明度も高く、潮が引くと海中から砂浜が現れます。
こちら魚貫崎海水浴場はあまり知られてない穴場で人が少なくてとても綺麗です。

天草はキレイな海も多く、恵まれた豊かな漁場エリアなので、季節ごとにさまざまな美味しい海鮮のグルメ料理が食べられます。

アクティビティとして一年中楽しむことのできるイルカウォッチング、南蛮文化やキリシタンの歴史を伝える施設などの探索もおすすめです。
天草は自然と文化に育まれた島であり、まさに“宝島”と言ってもいいくらいの島です。

熊本にはワンピースの銅像巡りでの旅行者も増えています。
ルフィ達と一緒に宝（絶景）探しをするのも楽しめる旅のコースとなるでしょう！

熊本県外のおすすめしたい絶景スポット！

福岡県：宮地嶽神社　１年に２回しか現れない「光の道」

宮地嶽神社　光の道

宮地嶽神社があるのは福岡市と北九州市のちょうど中間に位置する宮地嶽神社は、奇跡的な光景が見られる神社として、近年大きな注目を集めています。

高台にある神社から玄界灘までまっすぐ伸びる参道と、その向こうに沈む太陽が一直線に繋がり光り輝く道となる「光の道」の美しさが話題になりました。

また、国民的アイドルグループが出演した某航空会社のCMでも登場した、話題のパワースポットとなります。
1年のうち、2月と10月だけ出会える感動的な光景は必ず見てみたい絶景です。

1年に2回しか見られない絶景のため、神社では「光の道」が最も美しく見られる見頃の時期に合せて、「夕陽の祭」が開催されます。

無料の観覧席や祈願席が用意され、整理券をもらうために朝から並ぶ人もいるほど。
晴天時には、空と海がオレンジ色に染まる中、夕日と参道が繋がる神秘的な景色を楽しむことができます。
夕日が沈む光景には、あの世とこの世が一直線に繋がる意味も込められていると言われています。

見られる時期や天候など、いろいろな条件が重なった時にのみ拝める光景ですが、一生に一度は拝みたい、そう思えるおすすめスポットです！

福岡はグルメ都市としても有名ですので美味しいものと美しい景色と楽しむ旅行プランを計画しての旅がおすすめです。

佐賀県：浜野浦の棚田　眼下に広がるステンドグラスのような黄昏の絶景

夕日に染まる浜野浦の棚田

「浜野浦の棚田」は、玄界灘に面した斜面に様々な形や大きさの田んぼが階段のように連なる「日本の棚田百選」にも認定された佐賀県でも人気のスポット。

行ってみたい夕日スポットの上位にも選ばれており、全国でも高い人気を誇ります。

この棚田の美しさが際立つのは、田んぼに水が張られる4月中旬から田植え直後の5月上旬頃。
水平線に沈む夕日と水田が作り出す、息を呑むような絶景が有名です。

夕日があたり一面を染めると、田んぼに張られた水が鏡のように光を映し、黒い畦道に縁取られた水田が、まるでステンドグラスのように浮かびあがってきます。
その色は夕日の傾きによって日の入りから徐々に薄暗い青色へと変わっていく色のコントラストも見逃せません。
黄色やオレンジ、赤、青、紫などに変わり、まるで幻想的で美しいショーのようです。

感動の絶景を独り占めするなら、景色を一望できる棚田展望台がおすすめ！
恋人の聖地にも認定されており、「大切な人と一緒に夕日を眺めると一生結ばれる」というジンクスもあるそうです。
ロマンチックなひと時を過ごしたいならぜひ展望台へ♪

佐賀は温泉地も豊富で嬉野温泉や武雄温泉などが有名です。
「日本三大松原」の一つに選定されている虹の松原も一見の価値ありです。
伊万里焼や有田焼も有名ですのでお土産としての購入もおすすめします。

長崎県：九十九島（石岳展望台）有名な映画のワンシーンにも登場！

九十九島の夕焼け

九十九島が見渡せる公園や展望所は数か所ありますが、夕日の絶景を見たいなら特におすすめなのが石岳展望台です。
佐世保の九十九島動植物園から徒歩15分ほどの高台にあります。

森の小路を抜けると、目の前に広がるのは九十九島の絶景！
西側に南九十九島、東側に佐世保の市街地や港を一望できます。

夕日に染まる複雑な海岸線や九十九島は、凝縮された日本的な美を感じさせます。
映画「ラスト・サムライ」の冒頭には九十九島の夕景が登場しますが、この展望台が撮影の舞台となっています。

秋から冬にかけ、夕日が最も映えると言われています。
標高191mの展望台からは、眼下の牧の島、遠方の高島、黒島までいくつもの島々が重なり合い、詩情豊かな景観を楽しむことができます観光客のみならず、多くのカメラマンにも人気のスポットです。

大小208もの島々が浮かぶ九十九島。
複雑な入江と島が織りなす景色にうっとり。
特に夕焼け時には、島と海と空が幻想的なシーンを生み出し、圧巻のパノラマで体感できます。

展望台の中ではより近くに九十九島が望め、遊覧船「海王」の姿もハッキリと見えるほど。
敷地内は花の名所としても知られています。

長崎は異国情緒あふれる都市としても見所がたくさんあります♪
観光できる教会なども多くありますので長崎での旅行を計画される際は各観光スポットもぜひチェックしてくださいね！

大分県：真玉海岸　奇跡の１枚のためにプロカメラマンも集う

真玉海岸のマジックアワー

大分県豊後高田市にある「真玉海岸」は大分県で唯一、水平線に沈む夕日を目にすることができることで知られています。
干潮時でも海水が残るため、干潟が独特の縞模様に。水面に反射する夕日と影のような干潟が美しい夕景を作り出します。

満潮時も美しいですが、狙うなら干潮時がおすすめです。
遠浅の干潟と、夕日に映えて黄金に輝く水面が織りなす幻想的な写真が撮れることから、多くの写真家や観光客を引きつけています。

晴れた日の夕暮れ時には辺り一面が真っ赤に染められ、水面にキラキラとオレンジ色の夕日が写り、最後には真ん中に陽が落ちてゆき、その幻想的な姿に魅了されます。
美しい夕日が見れるスポットとしてテレビでも度々紹介されており、「日本の夕陽百選」にも選定されています。

ただ、晴れた日の“干潮と日の入りが重なる日”で干潮時刻の数時間の間しか見られないので行くなら事前にその時間をチェックしていくのがベストタイミングを狙えます。

2023年4月28日に新たな観光交流拠点施設としてカフェ併設の観光案内スペース『真玉海岸　恋叶♥ゆうひテラス』もできました！
海を眺めながらカフェでティータイムもおすすめです。

大分は温泉でも有名です。
日々の疲れを癒す旅には大分もおすすめです。
心身ともにリフレッシュできる旅がかなうはずです。

宮崎県：クルスの海　願いが叶う伝説あり！

クルスの海と夕日

宮崎県日向市細島にある海岸線が美しい場所です。

「クルスの海」は巨大な柱状岩が波で浸食され東西200メートル、南北220メートルにわたって裂け、十文字に見えることからポルトガル語で”十文字”を意味する”クルス”と呼ばれています。

この十文字と横の岩場が合わさり、岩の形が上空から見ると「叶」の字に見えて、ここで祈りを捧げると願いが叶うという伝説が残っているそうです。

高台からの海と海岸線の景色は非常に美しく、夕日の時間はロマンチックで神秘的な雰囲気が漂います。
展望台には、クルスの鐘が設置されていて、恋人達が訪れる名所にもなっているとのこと！

また、願いが叶うクルスの海の近くには地元で有名なヘアピンカーブがあり、宮崎でのドライブコースの人気スポットとなっています。

宮崎はサーファーが集う海も多くあります。
多くのサーファーが波に乗る姿も宮崎の風物詩となっています。

また、プロ野球のキャンプ地として選ばれることも多く、もしかしたら有名な野球選手に会えることもあるかもしれません♪

鹿児島県：一度見たら忘れられない！ダイヤモンド桜島

霧島市から見るダイヤモンド桜島

毎年11月下旬から1月中旬までの時期、霧島方面から見ると、沈む太陽が桜島山頂のくぼみに重なり、光が飛び散る様がダイヤモンドの輝きのように見える。

また、霧島市から見る桜島山頂のシルエットは、右肩上がりなのが特長。
この時期に合わせ、運気アップや商売繫盛祈願に訪れてみるのもいいでしょう。

おすすめの展望場所は「中茶屋公園」です！

この幻想的な天体ショーが見られるのは、日没の際の約3分間だけです。
県内外から観光客が訪れ、SNSでも話題になっています。
一番の見頃の時期は、夕日が稜線の中心付近に沈む12月中旬から下旬です。

また、日没後に訪れる「マジックアワー」の時間帯も、鮮やかな夕焼け空に桜島のシルエットが映え、幻想的な雰囲気に包まれることから、写真映えすること間違いありません。

スポットが込み合う場合も予想されるため、観賞スポットに行く際は早めの到着を目指すのがおすすめです。

鹿児島は歴史にちなんだスポットも多く、霧島温泉や指宿温泉なども有名です。
トレッキングが楽しめる屋久島や世界遺産に登録されている奄美大島なども魅力です。

大河ドラマの「西郷どん」でも注目を集めた県でもあります。
鹿児島に旅行に行かれる際はそのあたりもぜひ旅のプランに組み込んでみてくださいね。

行くからには絶景に出会いたい！

今回ご紹介した夕日の絶景スポットはいづれも人気の夕日スポットです。
「行けば必ず夕日の絶景に会える！！」というわけではなく、絶景に会うにはお天気に恵まれないといけません。

また、日没時刻や天気予報を調べるなど下調べの準備をしてお出かけください。
日の出・日の入り時刻を知るには、国立天文台「暦計算室」のウェブページがおすすめです。

ただ、奇跡の時間に出会えなくても、夕日でなくても、どのスポットも美しい景色に出会える場所には間違いありません。
360度の大パノラマが望める場所であれば朝日も絶景です。

観光地を巡る旅と一緒にぜひ晴れた日は絶景探しの旅を楽しんでみてくださいね！