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一度は走りたい!九州ツーリング絶景おすすめスポット6選

2025.05.12

※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご了承ください。

#ツーリング #バイク #天草五橋 #観光スポット

九州ツーリングの魅力とは?

豊かな自然と多彩な絶景ロード

九州には、バイクで走る楽しみを存分に味わえる絶景ロードがたくさんあります!

熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県など、各地に点在する美しい山並みや海岸線は、まさにライダーにとっての楽園です。

特に阿蘇のミルクロードや大分のやまなみハイウェイは、標高の高い場所を走ることで、パノラマのような景色を堪能できる名所として知られています。

北海道や四国と並んで「バイク旅の聖地」と呼ばれるのも納得です。

 

さらに、九州は絶景だけでは終わらないのが大きな魅力です。

道中で立ち寄れるグルメスポットや温泉、歴史ある町並みなど、バイクを降りても旅の楽しみがたっぷり詰まっています。

途中で見つけた名もなき風景や、地元の人とのふれあいもツーリングならではの体験です。

 

九州はそうした偶然の出会いや発見が豊富にあるエリア。

検索で見つけたスポットだけでなく、自分だけのお気に入りを探す“旅”としても満足度の高いルートが多く存在します。

ツーリングに最適な気候と季節

ツーリングに最適な気候と季節

九州は温暖な気候に恵まれており、1年を通して比較的ツーリングがしやすいのが特徴です。

特に春(4月〜5月)と秋(10月〜11月)は、気温もちょうどよく、空気も澄んでいて景色がより一層美しく感じられます。
桜や紅葉のシーズンに合わせて出かけるのもおすすめです。

また、冬でも九州南部では凍結の心配が少なく、晴天率も高いため、年末年始のロングツーリングを計画する人も少なくありません。

夏は日差しが強いため熱中症対策が必要ですが、標高の高い道を選ぶことで比較的涼しく快適に走ることもできます。

 

このように、九州は季節ごとに表情を変える風景とともに、バイクで走る気持ちよさを存分に味わえる“走り旅”の舞台として非常に魅力的なエリアです。

次章では、そんな九州の中でも特に「一度は走りたい」と言われる絶景ルートを厳選して紹介していきます。

一度は走りたい!絶景ルート6選

天草パールライン(熊本県)|海と空が溶け合うサンセットロード

天草パールライン

天草パールラインは九州本土と天草諸島を結ぶ五つの橋「天草五橋」のことを指します。
九州でも特にサンセットが美しいスポットとして知られています。

5つの橋はそれぞれに個性的なデザインが施されており、まさに橋そのものが名所。
特に前島橋や松島橋から見る夕日は、バイクを停めてしばし見入ってしまうほどの絶景です。

国道266号線沿いを南下するルートでは、天草の自然と海を感じながら走ることができ、途中で道の駅やカフェに立ち寄ることも可能
熊本市内からは、約2時間で到着するため、日帰りプランにも最適です。

フェリーを利用すれば長崎方面や鹿児島方面へとつなげることもでき、ツーリングの中継地としても人気を誇っています!

やまなみハイウェイ(大分〜熊本)|くじゅう連山を望む爽快ルート

やまなみハイウェイ

壮大な景色が広がるやまなみハイウェイ

大分県の別府・湯布院エリアから阿蘇方面へ続く「やまなみハイウェイ」は、九州ツーリングの王道ルート

くじゅう連山を一望できる開放的な区間が続き、四季折々の景色が魅力です。
春は桜、夏は緑の草原、秋は紅葉、冬は霧氷と、何度行っても新しい風景に出会えるのがこの道の醍醐味。

道路状態も良好で、無料で走行できる点もライダーにとってはうれしいポイント。

途中にある長者原や瀬の本高原は、絶好の撮影&休憩スポットとしてもおすすめです。

周辺には温泉施設や展望台も多く、景色とともに体を癒す時間を楽しめます。

阿蘇ミルクロード(熊本)|外輪山を走るダイナミックな草原コース

阿蘇ミルクロード

ここを走ると気持ちいい♪

阿蘇の外輪山に沿って走る「ミルクロード」は、まさに360度の絶景パノラマを体験できる道です。

雄大な阿蘇山を背景に、緩やかなカーブとアップダウンが続くルートは、バイクで走る爽快感をこれでもかというほど味わわせてくれます。

途中には「大観峰」など有名な展望スポットも点在しており、ツーリング途中の立ち寄りに最適。

阿蘇市街地からのアクセスも良く、複数のルートと組み合わせることで、あなただけの阿蘇周遊プランが作れます。

特に早朝の風景は格別で、朝霧に包まれる中を走る体験は、まさに“九州バイク旅の醍醐味”と言えるでしょう。

日南フェニックスロード(宮崎)|海岸線を走る絶景シーサイドライン

日南フェニックスロード

南国気分が味わえる道!

宮崎市から都井岬を結ぶ約84kmにも及ぶ長いルート!
「日南フェニックスロード」は、海と椰子の木が作り出す南国ムード満点の道です。

青く広がる太平洋を左手に眺めながら走るこのルートは、晴れた日にはその美しさが倍増します。
特に夕暮れ時の光景は感動もの。

周辺には「青島」や「鵜戸神宮」といった観光名所もあり、立ち寄りスポットも充実。
比較的交通量も少なく、のんびりとしたツーリングが楽しめます。

春〜秋にかけてのドライブが特におすすめで、途中でランチや地元グルメを堪能するのも楽しみのひとつです。

グリーンロード南阿蘇(熊本県)|四季の彩りを感じる自然派ルート

グリーンロード南阿蘇

風が気持ち良く、晴れた日は最高です。

「グリーンロード南阿蘇」正式には南阿蘇広域農道といいます。
この道は阿蘇ミルク牧場あたりから、南阿蘇外輪山を越えて南阿蘇村久石交差点に至る約20kmの道です。

草原地帯を抜けると山林地帯から、阿蘇の山々がのぞく、景観もすばらしい道路!
春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉と、季節ごとの変化が鮮やかで、自然の中を走る喜びを存分に感じられるルートです。

アップダウンやカーブも程よく、初心者からベテランまで安心して楽しめるコース。

このうち西原牧場から東端までの17km区間をケニーロードと名付けています。
ケニーというのはアメリカの伝説のライダー「ケニー・ロバーツ」からきています!

ケニー・ロバーツの奥さんはなんと日本人で熊本県出身とのこと、プライベートで阿蘇ツーリングを楽しんでいるそうです。
もしかしたら会えるかもしれませんね♪

指宿スカイライン(鹿児島)|錦江湾と桜島のパノラマビュー

指宿スカイライン

桜島が見える展望スポットあり。

鹿児島県の「指宿スカイライン」は、正式には「指宿鹿児島インター線」。
南九州の海と山を同時に楽しめる“ご褒美ロード”

標高の高い位置から見下ろす錦江湾、そして桜島の雄大な姿は、まさに九州を代表する絶景のひとつです。

このルートは比較的短めですが、景色の密度が非常に高く、満足感は抜群。
途中には展望スポットや休憩所もあり、時間を忘れて風景に見入ってしまうこと間違いなしです。

早朝や夕方の時間帯に行けば、空と海の色の移ろいをたっぷり楽しめる道です。

ツーリング前にチェックすべきポイント

天候と季節に応じた服装と装備

ツーリングを安全かつ快適に楽しむためには、その時の天候や季節に合った服装と装備の選択が非常に重要です。

九州は年間を通して比較的温暖な気候ですが、標高の高い阿蘇ややまなみハイウェイのようなルートでは気温差が大きくなることもあります。

 

春や秋のシーズンは朝晩が冷え込むことが多いため、防風・防寒機能を備えたジャケットやインナーを用意しておくと安心です。

特に10月〜11月は紅葉の絶景を楽しめる時期でもあるため、季節感を意識したレイヤリングがおすすめです。

また、夏のツーリングでは熱中症対策が必須です。
メッシュ素材のジャケットやネッククーラー、通気性の良いグローブなどを選びましょう。

 

さらに雨具も忘れてはならない装備のひとつです。
九州は突然のスコールに見舞われることもあるため、軽量なレインウェアを常備しておくと心強いでしょう。

給油所・休憩所などの事前リサーチ

絶景ルートに限って、ガソリンスタンドやコンビニ、休憩施設が少ないというケースもあります。

特に阿蘇や南部エリアの山間部では、給油所の数が限られているため、事前にルート上の給油ポイントを確認しておくことが大切です。

Googleマップやツーリングマップルなどのツーリング専用情報誌を活用し、「ここで給油すれば次の区間も安心」というポイントをあらかじめ決めておきましょう。

 

また、長時間の運転は体への負担も大きいため、無理なくこまめに休憩を取れるスポットも重要です。

道の駅や展望台、公園などは、ツーリング途中のリフレッシュポイントとしてぴったり。
グルメやお土産を楽しめる施設があると、さらに旅の満足度も上がります。

 

「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、事前の下調べが安全で楽しいツーリングを支えてくれます。

天候や装備と合わせて、ルート上の給油・休憩・立ち寄り情報をしっかり把握しておきましょう。

無理のない計画で安全&快適なツーリングを!

安全&快適なツーリングを

ツーリングを最大限楽しむためには、事前の計画がとても重要です。

どれだけ美しい絶景や人気のスポットがあっても、無理なスケジュールや長距離移動は、疲労やトラブルの原因になりかねません。

とくに九州のように見どころが豊富なエリアでは、「あれも行きたい」「ここも外せない」と予定を詰めすぎてしまいがちですが、“余白のある旅”こそが安全で快適なバイク旅の鍵です。

 

日帰りか泊まりかによっても移動距離の目安は変わりますが、1日に走る距離は約200km前後を目安に設定し、こまめな休憩とゆったりした移動を心がけましょう。

また、天候の急変や道路事情によりルート変更が必要になる場合もあるため、事前に複数のルートや立ち寄りスポットをチェックしておくのがおすすめです。

 

快適なバイク旅には、無理をせず、“走りながら旅を楽しむ”という意識を大切にすることが何よりも大切です。

無事故・無トラブルで、思い出に残る九州ツーリングを楽しんでくださいね。