写真映え間違いなし!九州の滝スポットとは?
九州には絶景の宝庫が広がっている
九州には、自然がつくり出した絶景がたくさんあります。
中でも「滝」は、ちょっとしたおでかけや旅行の途中に立ち寄れる癒しスポットとして人気なんです。
熊本や宮崎、大分といった各地には、それぞれ個性あふれる滝が点在していて、高さや幅、落差の迫力はもちろん、周囲の自然とあいまってまるで絵画のような風景が広がります。
歩いてすぐに行ける場所もあれば、ちょっとしたハイキング気分を味わえる滝もあり、旅のスタイルに合わせて選べるのも魅力です。
最近はSNSでも「滝めぐり」が話題で、週末のドライブに組み込む人も増えているようですよ。
カメラ女子にとっての「滝」の魅力とは?
滝って、ただ見ているだけでも癒されますよね!
でも、カメラを向けるとまた違った表情が見えてきます。
水が流れ落ちる瞬間を切り取ったり、朝夕の光で幻想的に写したり。その一瞬を写真に収める楽しさは、滝ならではのもの。
しかも、滝スポットに行くまでにドライブも楽しめて、途中で地元グルメや観光スポットを同時に巡るのもおすすめです。
「撮って・遊んで・食べて」まで楽しめちゃうのも魅力です✨
今回は、そんなカメラ女子にぴったりな九州の滝スポット8選を厳選してご紹介します。
次の週末、気になる場所を探してみませんか?
エリア別!おすすめの九州絶景滝スポット8選
熊本県|神掛の滝(天草):裏見の滝で知られる神秘的な空間
天草市にある「神掛の滝(かみかけのたき)」は、高さ・幅ともに約15mの滝で、裏側にまわって滝を見られる“裏見の滝”としても知られています。
苔むした岩肌と滝の流れがつくり出す風景はとても神秘的で、訪れるだけでリセットされるような癒しを感じられます。
市内中心部から車で30分ほどで行ける場所にあり、静かで穴場的な雰囲気もカメラ女子には嬉しいポイント。
撮影するなら、滝の裏側からの構図もぜひチャレンジしてみてください。
名称 |
神掛の滝 |
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所在地 |
熊本県天草市新和町大宮地5129 |
お問合せ |
0969-46-2111(天草市新和支所) |
熊本県|祝口観音の滝(天草):巨石の間を流れる自然の芸術
同じく天草市にある「祝口観音の滝(いわいぐちかんのんのたき)」は、巨石の間を水が縫うように流れるユニークな滝です。
周囲には自然の遊歩道が整備されており、四季折々の植物も楽しめます。
特に雨のあとは水量が増し、迫力のある流れ落ちる姿が見どころ。
混雑も少ないため、のんびり撮影を楽しみたい人にもおすすめです。
滝に沿った山道の中腹には大きな岩の中に観音様がまつられており、安産と無病息災を願う参拝者が多いのも特徴です。
名称 |
祝口観音の滝 |
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所在地 |
上天草市松島町教良木 |
お問合せ |
0964-56-3363(上天草市教育委員会事務局 教育部 社会教育課 文化教育係) |
熊本県|鍋ヶ滝:裏側から見られる幻想的な一枚を
熊本県小国町にある「鍋ヶ滝(なべがたき)」は、まるで水のカーテンのように幅広く流れ落ちる姿が特徴。
高さは約10m、幅は約20mあり、裏側に回り込んで滝を内側から見ることができる珍しいスポットです。
その幻想的な光景は、CMやポスターにもたびたび登場しており、写真好きにはたまらない構図がたくさん。
春には「裏見の滝ライトアップイベント」が開催されることもあります。
近くにある駐車場からは徒歩でアクセスでき、歩きやすく整備された道も魅力。
季節によって表情が変わるため、何度訪れても新鮮な感動があります。
現在は有料になっており、混雑を避けるために予約制になっていますので行かれる際は事前に予約をして行ってくださいね!
名称 |
鍋ヶ滝 |
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所在地 |
熊本県阿蘇郡小国町黒渕 |
お問合せ |
0967-46-4440(ASOおぐに観光協会) |
予約WEBサイト |
佐賀県|見帰りの滝:紫陽花と滝の共演が美しい
唐津市にある「見帰りの滝(みかえりのたき)」は、九州最大級の落差(約100m)を誇り、日本の滝百選にも選ばれた名所。
特に6月上旬から中旬にかけては、周辺に咲き誇る紫陽花とのコラボが美しく、紫陽花×滝という絵になる景色が広がります。
遊歩道沿いには撮影スポットがいくつか設けられており、カメラ片手にゆったりと散策するのにぴったり。
車でのアクセスも良好で、駐車場や休憩所などの設備も整っています。
名称 |
見帰りの滝 |
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所在地 |
唐津市相知町伊岐佐 |
お問合せ |
0955-74-3355(唐津観光協会) |
鹿児島県|雄川の滝:エメラルドグリーンの滝壺が圧巻
鹿児島県南大隅町にある「雄川の滝(おがわのたき)」は、落差46m・幅60mというスケール感に圧倒されるスポット。
何よりの魅力は、透明度の高いエメラルドグリーンの滝壺。
晴れた日には陽の光に照らされ、幻想的な色合いを見せてくれます。
滝までは整備された遊歩道を片道約20分ほど歩く必要がありますが、道中の渓谷の風景も美しく、ハイキング気分で楽しめます。
展望デッキも用意されているので、滝全体を見渡す広角ショットも撮れますよ。
※現在は利用者負担制度で大人(中学生以上)300円、小学生150円、未就学児無料となっています。
名称 |
雄川の滝 |
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所在地 |
南大隅町根占 |
お問合せ |
0994-24-3115(南大隅町企画観光課) |
宮崎県|真名井の滝:ボートから見上げる絶景パワースポット
高千穂峡内にある「真名井の滝(まないのたき)」は、宮崎県を代表する観光スポットのひとつ。
高さ17mから落ちる滝と、柱状節理の断崖がつくり出す景観は、神秘的なパワースポットとしても知られています。
最大の魅力は、なんといってもボートに乗って滝の間近まで近づけること!
滝しぶきを感じながら、滝を見上げる構図で写真を撮る体験は格別です。
周辺にはカフェやお土産屋さんもあり、旅の合間に立ち寄りたい場所です。
名称 |
真名井の滝 |
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所在地 |
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井 |
お問合せ |
0982-73-1212(高千穂町企画観光課) |
福岡県|白糸の滝:糸島の人気撮影スポット
福岡県糸島市にある「白糸の滝(しらいとのたき)」は、高さ約24mから流れ落ちる清涼感たっぷりの滝。
その名の通り、白い糸のような流れが何本も落ちる様子が美しく、夏の涼を求めて多くの人が訪れます。
アクセスは車が便利で、福岡市内から約1時間。
駐車場や飲食店も整備されているので、家族連れやカップルでのおでかけにもぴったりです。
春~夏にはそうめん流しのイベントも行われており、グルメと絶景の両方を楽しめるスポットです。
名称 |
白糸の滝 |
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所在地 |
福岡県糸島市白糸460-6 |
お問合せ |
092-323-2114 |
公式WEBサイト |
大分県|原尻の滝:別名、東洋のナイアガラ!
大分県豊後大野市にある「原尻の滝(はらじりのたき)」は、幅120m・落差20mというスケールから「東洋のナイアガラ」とも呼ばれている絶景スポット。
周囲には橋や展望台もあり、さまざまな角度から撮影が可能です。
滝の真上を歩ける吊り橋もあり、ちょっとスリルのある構図にも挑戦できます。
駐車場や物産館、カフェもあるので、旅の休憩ポイントとしても最適。
写真を撮る楽しさと観光がセットになったような場所です。
名称 |
原尻の滝 |
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所在地 |
大分県豊後大野市緒方町原尻936-1 |
お問合せ |
0974-42-4140(道の駅原尻の滝) |
カメラ女子におすすめの撮影テクニック
滝のシャッタースピードと撮影時間帯
滝を撮るときにまず意識したいのが、シャッタースピード。
流れるような水の表情を写したいなら、少し遅めのシャッター設定にすると◎。
反対に、しぶきがはじける一瞬を止めたいときは速めが正解です。
また、撮影時間にもこだわると写真の雰囲気がぐっと変わります。
午前中や夕方前のやわらかい光を選ぶと、滝の白と背景の自然が美しく引き立ちますよ。
水しぶきと光の表情を活かす構図術
滝は光の当たり方や水しぶきの角度で、まったく違う表情を見せてくれます。
少し横から撮るだけでも奥行き感が出て、立体的な一枚に。
滝つぼや岩の位置を意識してフレームを決めると、より自然のダイナミックさを感じる写真が撮れます。
太陽の光が差し込むタイミングを狙うのもおすすめです。
スマホでも映える!SNS映えのコツ
「カメラはないけど、スマホでキレイに撮りたい」
そんな方も多いはず。
ポイントはズームに頼らず、近くまで歩いて構図を工夫すること。
スマホの広角レンズを活かして、滝の高さや落差の迫力を感じられるようなアングルを探してみましょう。
水しぶきに濡れないよう、レンズはこまめに拭くのがコツです。
番外編|ベストショットの撮れる時期・時間帯
滝の魅力は季節によっても変わります。
夏は新緑と清涼感、秋は紅葉とのコントラストが見どころ。
水量が増える雨上がりや、朝の澄んだ空気の中での撮影もおすすめです。
旅のスケジュールを組むときは、現地の観光情報サイトやSNSをチェックして、ベストなタイミングを狙ってみてくださいね!
滝を楽しむための服装・持ち物・注意点
濡れてもOKなファッションとシューズ
滝スポットは場所によって足場がぬかるんでいたり、水しぶきが飛んでくることも。
そんなときに活躍するのが濡れても平気なアウトドア系の服装です。
スカートよりも動きやすいパンツスタイル、靴は滑りにくいトレッキングシューズや防水スニーカーがおすすめ。
カメラやスマホを守るためにも、雨具やポンチョをバッグにひとつ入れておくと安心です。
撮影時に役立つ持ち物と防水対策
水辺の撮影ではちょっとした工夫が大切。
レンズを拭くためのクロス、防水カバー、モバイルバッテリーなどがあると便利です。
また、岩場や遊歩道での安定感を高めるために軽量の三脚やグリップ付きの自撮り棒も重宝します。
写真を撮るだけでなく、しっかり観光を楽しむためにも準備はしっかりと。
安全第一!滝での行動で気をつけたいこと
写真に夢中になるあまり、足元がおろそかになりがち。
濡れた岩や苔の上はとても滑りやすいので、無理な体勢での撮影は避けましょう。
また、滝によっては立ち入り禁止の場所もあります。
案内板や注意書きにしっかり従うことが、安全で楽しい滝旅の基本です。
自然の中だからこそ、無理せず・焦らず、のんびり楽しむ気持ちを大切にしてくださいね。
あなたの“お気に入りの滝”を見つけに行こう
九州には、心癒される美しい滝スポットがたくさんあります。
裏側から見える滝やエメラルドグリーンの滝壺、紅葉や紫陽花といった季節の風景と調和した絶景など、それぞれに違った魅力がありましたね。
カメラ片手に自然とふれあう滝めぐりは、日常から少し離れてリフレッシュできる特別な旅体験です。
今回ご紹介した滝スポットの中から、あなたの「行ってみたい!」を見つけて、ぜひ次の週末のおでかけ先に選んでみてください。