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小さな機体に大きな期待を乗せて日本の空を飛び回る!〜「天草エアライン」と「みぞか号」の魅力

2023.04.25

※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご了承ください。

#イルカ #五和町 #天草エアライン #観光スポット

天草を体験したい方におすすめ

天草と九州、天草と本州を結ぶ「天草エアライン」ってどんな会社?

今回ご紹介するのは、日本一小さい定期航空会社として有名な「天草エアライン」。天草エアラインは本社を天草市五和町の天草空港に構えています。

日本一小さい定期航空会社として有名な「天草エアライン」

1998年10月に設立され、2000年3月に就航(航空機などがはじめて航路につくこと)しました。
今年で24年目を迎えた、天草と九州、熊本と本州を結ぶ、天草市民にとっても熊本県民にとっても大切な交通機関です。

天草エアラインは、天草と福岡の3往復6便と、天草と熊本の1往復2便、熊本と伊丹の1往復2便を運航しています。
私は仕事で福岡に行くことも多いのでよく利用していますが、あっという間に到着するのでとても快適です!
※本記事の情報は2023年4月時点の情報になります。

天草エアラインの社員は、出向の方も含めて66名。
熊本県の防災ヘリコプター”ひばり”の運航も担っており、航空会社として決して多いわけではなく、営業部・運送部・客室部と兼務されている方も多いそうです。

 

いつも感じるのは少ない人数で一生懸命に対応するCAさんはじめ、スタッフの皆さんの姿。

いつも感じるのは少ない人数で一生懸命に対応するCAさんはじめ、スタッフの皆さんの姿。
少ない人数の会社だからこその一体感に毎回感心しています。

小さな機体に詰まった、たくさんのこだわりに感嘆する

天草エアラインの「みぞか号」は、48人乗りのATR機を使用しています。
ATR機は、燃料消費量が少ない、最も環境に配慮したリージョナル航空機です。

私の周りではプロペラ機ということで、ちょっと「古いイメージ」を持っている方もいました。
しかし設備として、電気はLEDを採用していて明るく、読書灯や個別空調、CAさん呼び出しボタンなど、普通のジェット機と変わりはありません。
むしろコンパクトでかっこいいという方もいます。

天草エアラインの「みぞか号」は、48人乗りのATR機を使用しています。

 

さらに「みぞか号」はそのかわいい機体も特徴的です。

機体のデザインは、天草出身で「料理の鉄人」などの斬新な番組を企画し、「おくりびと」でアカデミー賞を受賞、くまモンの生みの親でもある小山薫堂(こやまくんどう)さんが出演している「東京会議」のデザインコンペティションで選ばれたものです。

 

親子イルカをイメージしているので、主翼の右プロペラには快(かい)君

主翼の右プロペラには快(かい)君

 

左プロペラにはまつ毛が特徴の晴(はる)ちゃん

左プロペラにはまつ毛が特徴の晴(はる)ちゃん

 

真ん中にはお母さんイルカのみぞかちゃんが描かれています。
このデザインがとってもかわいいんです!

真ん中にはお母さんイルカのみぞかちゃん

イルカウォッチングが観光資源である天草にマッチしたデザインで、その愛らしい姿は地元の親子連れにも人気があり、天草空港へ天草エアラインの機体を見に来る人もたくさんいるんですよ。
子イルカ達の名前を合わせると「快晴」となるのが粋!

 

ちなみに、機体の下にはくまモンが描かれています。

機体の下にはくまモンが描かれています

 

「みぞか号」の「みぞか」というのは天草の方言。
意味は「かわいい」を指す言葉になります。

「みぞらしか」が「無増らしか」となり、かわいいや可憐だな、という感じで使われていています。
私も小さいころから港にいる小さくてかわいい魚を見て「みぞかね〜」なんて言ったりしてました。

独自のツアーで天草の魅力を再発見しよう!

天草エアラインは、最近旅行業を取得し、独自のツアーを企画・運営しています。

特に天草のイベントに合わせたツアーなどは、旅行会社が単発で造成することが難しいため、天草の活性化と自社の利用促進を目指して「牛深ハイヤ」や「オリーブ園収穫祭」、「新和de KANPAI」などのイベント時にツアープランを企画されています。

天草エアラインに乗って天草まできて青空に映える青いオープンカーで天草を観光できるプランなどもありますよ♪

ぜひ天草でしか味わえないイベントに「親子イルカ」に乗ってお越しください!

天草エアラインに乗って天草まできて青空に映える青いオープンカーで天草を観光できるプランなどもありますよ

ぜひ天草でしか味わえないイベントに「親子イルカ」に乗ってお越しください!

  

また、天草島民への利用促進も兼ねて、天草から係員が同行し福岡の「ららぽーと福岡」へ行くツアーなども提供されています。

飛行機といえば、どこか遠くへ行くときに使う交通手段でしょ?とイメージを持っている方も多いと思いますが、実際はもっと気軽に使える交通機関なんですよね。
はじめてこのプランを見たときには、今までの旅の概念だけでないことがわかり、とても有意義な時間を過ごすことができると感じました。

以前天草で実施されたプロレスイベントとのコラボ商品では、選手のSNSなどを見て搭乗されたお客様も多かったそうです。
少しずつ天草エアラインの名前が各方面に轟きはじめています!

また、ツアーだけではなく、期間限定の特別運賃なども実施されていますので、詳しい情報は天草エアラインのホームページをぜひチェックしてみてくださいね!

 

天草空港を離陸すると、飛行高度が低いので下には雲仙普賢岳の絶景を望むことができます。

飛行機からの眺めも最高です。
天草空港を離陸すると、飛行高度が低いので下には雲仙普賢岳の絶景を望むことができます。

帰りも天草を一望しながら着陸するので、毎回窓に張り付いてみてしまいます。

私の友人は、天気がいい日は地上の景色を近い距離で眺めることができるため、あっという間に空港についてしまうと言っていました。
空からの景色を楽しむことができるのも大きなポイントですね!

空からの景色を楽しむことができるのも大きなポイント

ラジオでも天草や天草エアラインの魅力を発信中

天草島民への利用促進のため「みつばちラジオ」(コミュニティFM88.8)で「天草エアラインみぞかトーク!」という番組が放送されています。

こちらの番組は、天草のタイムリーな情報が満載です。
マニアックな話を聞けることから最近は島外のお客様からの反応も多くなってきているそう!
アプリでも視聴できるので、ぜひ一度聞いてみてくださいね!

ちなみにラジオで主にパーソナリティを務めるのは、同社営業部の川﨑部長と谷口課長。
天草弁で、天草エアラインや天草の情報をお届けしています。
大阪でイベントをする際には声をかけられることもあるそうで、すっかり有名人です。

「天草エアライン みぞかトーク!」の情報は以下の通り

【放送日】毎週木曜日18時半から19時 (再放送)毎週日曜日12時半から13時
【放送局】みつばちラジオ(FM88.8)※アプリでの視聴も可能
【ホームページ】https://fmplapla.com/mitsubachiradio

機内誌も充実していて見逃せない!公式グッズは揃えたくなる可愛らしさ

そして、絶対に見逃せないのが機内誌。
天草エアラインに搭乗される際にはぜひ読んでいただきたいです!

機内誌「イルカの空中散歩」はCAさんの手作りで、毎月CAさんの独自の目線で天草を紹介しています。

機内誌「イルカの空中散歩」

こちらの機内誌はホームページ上でバックナンバーも公開されています。
おすすめのお店の紹介や、観光情報だけでなく、新入社員の紹介やツアー情報なども掲載されていて、たくさんの情報を手に入れることができます。

担当者も月ごとに変わるので、様々な角度から天草を知ることができるのが嬉しいですね。気になる方はぜひ目を通してみてください!

 

また、天草エアラインでは公式グッズも販売しています。天草空港および熊本、大阪間の機内で購入できます。ホームページから購入できる商品もあるので、ぜひ一度チェックしてみてください!

 

1/100モデルプレーン 6,000円

1/100モデルプレーン 6,000円

 

ステッカー(2枚セット) 500円

ステッカー(2枚セット) 500円

 

キーホルダー 500円

キーホルダー 500円

 

みぞかぬいぐるみ 900円 など

みぞかぬいぐるみ 900円

名称

天草エアライン

所在地

〒863−2114 熊本県天草市五和町城河原1丁目2080番地5

WEBサイト

https://www.amx.co.jp/

天草を体験したい方におすすめ