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絶景連発!九州の人気登山コース13選

2025.11.10

※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご了承ください。

#体験 #登山 #観光スポット

絶景連発!九州登山コースの選び方

九州の山を楽しむ基礎情報

九州は標高や地形が多彩で、初心者向けのハイキングから中級の岩場までコース選びが肝心です。

春は花、秋は紅葉が魅力。
展望重視なら山頂からの360度の景色が狙える久住山や阿蘇山、開聞岳などがおすすめ。

自然を満喫できるルートをご紹介します!

日帰りで楽しめるモデルの探し方と注意

日帰りで楽しめるモデルの探し方と注意

登山口までのアクセスと駐車場、コースタイムを確認し、天候や難易度に合う計画を立てましょう

冬は防寒・滑り対策を準備し、最新情報(2025年版)をチェック。

福岡県・佐賀県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・長崎県の人気スポットから、日帰りで楽しめる旅のモデルを提案します。

九州の人気登山コースおすすめ13選

福岡県|福智山:山頂からの360度のパノラマビューが魅力

福岡県の福智山は、標高約900メートルの美しい山で、豊かな自然と多彩な登山コースが魅力です。

初心者から上級者まで楽しめるルートが整備されており、特に春の桜や秋の紅葉が訪れる人々を魅了します。

山頂からは360度のパノラマビューが広がり、遠くの山々や海を一望できます。

福智山は地域のシンボルとして親しまれ、四季折々の風景を楽しむことができる絶好のハイキングスポットです。

福岡県|宝満山:四季折々の美しさを楽しむ登山の聖地

紅葉と竈門神社

紅葉と竈門神社

福岡県の宝満山(ほうまんざん)は、標高829mの霊峰で、太宰府市と筑紫野市にまたがります。
古くから信仰の対象とされ、山頂には竈門神社があります。

初心者から楽しめるハイキングコースが整備されており、四季折々の美しい景色が魅力です。
特に、360度の展望は絶景で、登山者に人気のスポットです。

佐賀県|天山:自然の宝庫、天山の魅力

佐賀県の天山(てんざん)は、標高1,046メートルの美しい山で、佐賀県のほぼ中央に位置しています。
山頂は広大な草原が広がり、ツゲやツツジなどの高山植物が豊富に生息しています。

登山道は初心者でも楽しめるコースが整備されており、家族連れにも人気です。

山頂からは360度の絶景が楽しめ、南には有明海、北には玄界灘を望むことができます。
春から秋にかけてのハイキングは、自然との触れ合いを楽しむ絶好の機会です。

大分県|由布岳:豊後富士の絶景と四季の魅力

秋の由布岳

秋の由布岳

大分県の由布岳(ゆふだけ)は、標高1,583メートルの美しい双耳峰で、「豊後富士」として親しまれています。

由布院温泉のシンボルでもあり、四季折々の風景が楽しめる人気の登山スポットです。

春には色とりどりの花々が咲き誇り、秋には紅葉が美しく彩ります。
登山道は整備されており、初心者から上級者まで楽しめるコースが用意されています。

山頂からは360度の絶景が広がり、特に晴れた日には遠くの山々や海を一望できます。

大分県|久住山:九州の屋根、久住山の絶景

日本百名山として名高い、大分県の久住山(くじゅうさん)は、標高1,786メートル(最高峰は中岳・1791メートル)の美しい火山で、九重連山の主峰として知られています。

大分県竹田市に位置し、登山者に人気のスポットです。
牧ノ戸峠からの登山ルートは初心者でも楽しめるコースが整備されており、約4時間で山頂に到達できます。

山頂からは360度の大パノラマが広がり、阿蘇や星生山などの雄大な景色を楽しむことができます。
四季折々の高山植物も魅力で、特に春の新緑や秋の紅葉が美しいです。

熊本県|阿蘇山:草原トレイルと火山地形の迫力を楽しむ

阿蘇の火口

阿蘇の火口

熊本県の阿蘇山(あそさん)は、標高1,592メートルの活火山で、九州の中心に位置する壮大なカルデラを持つ名峰です。

阿蘇五岳と呼ばれる五つの山々が連なるこの地域は、四季折々の美しい風景が楽しめ、特に春のミヤマキリシマや秋の紅葉が訪れる人々を魅了します。

山頂からは360度のパノラマビューが広がり、活発な火口の煙を間近に見ることもできます。

登山道は整備されており、初心者から上級者まで楽しめるコースが用意されています。

熊本県|鞍岳:超初心者OKの体験登山

熊本県の鞍岳(くらだけ)は、標高1,119メートルの美しい山で、阿蘇北外輪山の一部を形成しています。
山の形が馬の鞍に似ていることから名付けられました。

登山道は整備されており、初心者でも気軽に楽しめるコースが多く、特に家族連れに人気です。

春にはミヤマキリシマやアヤメ、秋には紅葉が楽しめる自然豊かな環境が魅力です。

9合目からスタートする東登山口コースは山頂まで約20分で辿り着くことができ、初心者も気軽に楽しめます。

熊本県|天草 太郎丸・次郎丸:海と島のパノラマ絶景を日帰りで

次郎丸岳からの眺め

次郎丸岳からの眺め

熊本県天草に位置する太郎丸岳(たろうまるだけ)と次郎丸岳(じろうまるだけ)は、兄弟の愛にまつわる伝説が残る美しい山々です。

太郎丸岳は標高281メートル、次郎丸岳は397メートルで、どちらも九州百名山に選ばれています。
山頂からは有明海や雲仙岳の絶景が広がり、特に晴れた日にはその美しさに感動することでしょう。

登山道は整備されており、初心者でも楽しめるコースが用意されています。
下山後は海鮮や温泉も合わせて満喫しましょう。

長崎県|普賢岳:平成新山を望む展望コース

島原から見る普賢岳

島原から見る普賢岳

長崎県の雲仙普賢岳(ふげんだけ)は、標高1,359メートルの美しい火山で、島原半島の中心に位置しています。

この山は、四季折々の自然が楽しめることで知られ、特に冬には霧氷が形成され、幻想的な景色が広がります。

登山道は整備されており、初心者から楽しめるコースが用意されています。

山頂からは有明海や天草諸島を一望でき、雄大な景色が訪れる人々を魅了します。

また、雲仙温泉も近く、登山後のリフレッシュにも最適です。
ロープウェイを活用すれば負担を抑えてダイナミックな火山景観に出会えます。

長崎県|八郎岳:市街地近くで楽しむ里山の人気コース

長崎県の八郎岳(はちろうだけ)は、標高590メートルで長崎市の最高峰です。
この山は九州百名山の一つに選ばれており、長崎半島の中央に位置しています。

山頂からは360度の絶景が広がり、長崎市や軍艦島を一望できます。
登山道は整備されており、初心者から中級者まで楽しめるハイキングコースとして人気です。

また、山内にはニホンジカが生息しており、自然観察も楽しめます。

八郎岳は、地元の人々に愛されるハイキングスポットとして、多くの登山者を魅了しています。

宮崎県|双石山:奇岩と自然が織りなす宮崎の名峰

宮崎県の双石山(ぼろいしやま)は、標高509メートルの低山で、宮崎市のシンボルとして親しまれています。

この山は、奇岩や巨岩が点在し、変化に富んだ登山道が特徴です。
特に「天狗岩」や「針の耳」と呼ばれる岩場は、登山者に人気のスポットです。

周囲は自然豊かで、照葉樹林が広がり、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
登山道は整備されており、初心者から楽しめるコースが用意されています。

市街地からのアクセスも良好で、地元の人々の憩いの場となっています。

鹿児島県|開聞岳:薩摩のシンボル、開聞岳の絶景

開聞岳

別名「薩摩富士」と呼ばれる開聞岳

鹿児島県の開聞岳(かいもんだけ)は、標高924メートルの美しい円錐形の独立峰で、「薩摩富士」とも称されています。

この山は、薩摩半島の最南端に位置し、周囲の自然と調和した壮大な景観が魅力です。
登山道は整備されており、初心者から楽しめるコースが用意されています。

山頂からは、錦江湾や桜島、さらには遠くの種子島まで見渡せる絶景が広がります。

開聞岳は、登山や自然観察を楽しむ多くの人々に愛されており、歴史的にも信仰の対象として崇められてきた山です。

鹿児島県|霧島山:火山の恵みと美しい自然が織りなす霧島山の魅力

鹿児島県と宮崎県の県境に広がる霧島山(きりしまやま)は、活火山群であり、最高峰の韓国岳(標高1,700m)をはじめ、高千穂峰(1,574m)など20を超える火山が連なっています

霧島山は、四季折々の美しい風景と豊かな自然が魅力で、特に春にはミヤマキリシマの花が咲き誇り、多くの登山者を惹きつけます。

登山道は整備されており、初心者でも楽しめるコースが用意されています。
また、周辺には温泉地も点在し、登山後のリフレッシュにも最適です。

天草を楽しむ日帰り旅モデルとコース実例

太郎丸・次郎丸の王道コース/アクセス・駐車場・所要時間

熊本県・天草の代表的なハイキングスポット
登山口から尾根をつなぐ周回コースが歩きやすく、岩場の“見晴らしポイント”を要所で楽しめます。

一般的な目安は、太郎丸→次郎丸の順でゆっくり歩いて約2時間~2時間30分。
標高は低めでも山頂の展望は抜群で、島々と海が一望できる“九州らしい”絶景が魅力です。

駐車場は登山口付近に点在(混雑日は早めの出発が安心)。
アクセスは車が便利ですが、公共交通+タクシーの組み合わせでも日帰り可能。

初心者向けには、登り返しの少ないルートを選び、滑りやすい箇所に注意しながら歩くのがコツです。

季節は秋~冬が視界良好で、夏は熱中症対策を万全に。
行動前には最新の登山道情報を確認しましょう。

 

天草のその他の登山スポットはこちら

天草×温泉・海グルメの組み合わせ

温泉と海の幸で“旅の締め”

下山後は温泉と海の幸で“旅の締め”を。

温泉は登山の疲れをやさしく癒すだけでなく、汗を流してから街歩きを楽しめるのが日帰りの強みです。
食事は海鮮丼や寿司、天草大王の地鶏料理などが人気。

夕景の時間帯に港エリアを散策すれば、海と島影のコントラストが美しいフォトスポットにも出会えます。

 

車の場合は温泉→食事→買い物の順に立ち寄ると動線がスムーズ。

公共交通派は、バス時刻に合わせて早めの夕食を組み込むと安心です。

天草は“登る+楽しむ”の組み合わせが作りやすいエリア。
無理のないタイムテーブルで、絶景とご当地グルメを満喫してください。

登山の注意点

事前計画と情報収集

コースタイム・難易度・エスケープルート(撤退路)を確認し、現在の自分の体力に合う行程を組みましょう

九州は季節風や台風の影響を受けやすく、稜線は想像以上に風が強いこともあります。
阿蘇などの火山エリアでは火口規制や登山道通行止めが発生することがあるため、出発前に最新情報を必ずチェックしてください。

初めての山は早出早着が鉄則です。

装備と服装

装備と服装

基本は「歩きやすい登山靴+速乾性ウェア+レイン上下+保温着」
低山でも汗冷え対策として行動食・水分・薄手の防寒着を携行しましょう。

は熱中症対策(こまめな給水、電解質、帽子、日焼け止め)を徹底。

冬~早春は手袋・ネックゲイター・防風シェルで体温管理を行い、霜・凍結に備えてグリップ力の高いシューズや軽アイゼンの検討もしましょう。

天候・季節のリスク

山頂の体感温度は平地より大きく下がり、天気の急変も多いです。
ガス(濃霧)で視界が落ちたら無理をせず引き返す判断を。

夏はゲリラ豪雨、秋は日没の早さ、梅雨~初夏のヒル対策(明るい色のソックス、防虫スプレー)も意識しましょう。

台風接近時は計画を延期する勇気も大切です。

ルートファインディングと歩行

分岐では必ず標識と地図アプリで現在地を確認

尾根や岩場では「三点支持」を意識し、足元の浮石や濡れた木道に注意。
下りは転倒が多いので、ストックやヒール着地の衝撃分散を活用しましょう。

見晴らしの良い場所でも立ち止まって撮影するなど、歩きスマホは厳禁です。

飲食・補給計画

低山の日帰りでも水は“体重×5~7ml/行動分(分単位)”を目安に余裕を持って準備を。

塩分・糖分を含む行動食(ジェル、ナッツ、ようかん)を1~2時間おきに少量ずつ。

下山後に温泉や食事を楽しむ場合も、山中でのカロリー切れは避けてください。

単独行とコミュニケーション

単独行は計画書(登山届)を家族や友人、アプリに共有し、下山予定時刻を伝えておきます。

電波が弱い場所もあるため、オフライン地図を事前にダウンロード。
万一のためのモバイルバッテリー、ホイッスル、簡易救急セットを携行しましょう。

自然保護とマナー

「ゴミは持ち帰る」「動植物・岩や史跡を傷つけない」「登山道外に踏み出さない」は基本。

すれ違いは登り優先、挨拶と譲り合いで安全に。
ドローン使用は各エリアのルールを必ず確認してください。

火山・特殊エリアの留意点

阿蘇山・普賢岳・霧島山など火山地域は噴気・火口周辺の規制に従い、硫黄臭や体調不良を感じたら速やかに離脱を。

天草の海沿いコースは風が強まると体感温度が急低下します。
潮風で体が冷える前にこまめにレイヤリングを行いましょう。

下山後のケアと次回への“つなぎ”

ストレッチで筋肉痛を軽減し、装備の泥・塩分を落として乾燥保管。
行動記録を振り返り、コースタイムや補給量をメモすると上達が早まります。

安全第一で計画→実行→振り返りを回せば、九州の山々はもっと“楽しめる”場所になります。

まとめ

九州の登山は、海と火山地形が織りなす絶景と、多彩なコース構成が最大の魅力です。

初心者は鞍岳や天山、日帰りで楽しめる太郎丸・次郎丸などから始め、体力に合わせて由布岳や久住山、開聞岳へ段階的に挑戦しましょう。

登山口までのアクセスや駐車場、季節ごとの難易度の変化を事前に確認し、安全第一の計画が大切です。

下山後は温泉やご当地グルメで旅を締めくくれば、山頂の眺望も思い出もいっそう深まります。
2025年の最新情報を参考に、自分に合う“九州のおすすめ”を見つけてください。