天草大王品評会で金賞受賞の地鶏「地鶏のたぐち」

「地鶏のたぐち」は昨年リニューアルオープン♪

天草大王というのは、その大きさが90cm近くなる日本最大級の熊本の地鶏です。

実は一度絶滅していて、およそ70年の時を経てよみがえった幻の地鶏。
他の地鶏にはない、特別な味わいが多くの人を魅了していますよ！
天草を訪れたらみなさんが必ず食べたくなるグルメのひとつだと思います。

天草の本渡運動公園の向かいに「地鶏のたぐち」というお店があるのですが、2022年6月にお店を拡大＆移転してリニューアルオープンしました。

天草大王を堪能したいなら絶対にこのお店は外せません‼
私だけではなく地元民の多くは待望のリニューアルオープンでとても嬉しかったのではないでしょうか。

1年ぶりのリニューアルオープンです♪

以前からあった煉瓦造りの建物の内装を、一部店主自ら改装し、カウンターやお子様連れのファミリーも利用できる個室をつくられていて店主の気配りが感じられます。

そのまま残してある内装のレンガもレトロな感じが逆に新鮮で他にない雰囲気を楽しめる店内です♪

テーブルの真ん中には大きな溶岩プレートがあります。
この阿蘇の溶岩プレートで天草大王を焼いて頂くのですが、「石工の里」として有名な天草下浦の石工職人さんに特別に作ってもらった特注品なのだとか。
なんとプレートにも味が染み込んで、旨味が出てくるのでぜひ足を運んで食べてもらいたいです！

ランチに天草大王の親子丼を‼

ランチで1番人気、天草大王の親子丼を注文しました♪
ここの親子丼は本当に絶品なのでぜひ食べてみてほしい！

ただ出汁で煮込んで卵でとじるだけじゃなく、一度天草大王を炭火焼にして卵でとじています。食べると炭火焼の香りがフワッと広がります～！

それにしてもこの親子丼、黄金色に輝いていてとても美しい…。

小鉢としてついているお豆腐も名脇役です。
老舗のとうふ処「まこと屋」から仕入れているのですが本当に美味しい！大江の塩「小さな海の塩」をつけて食べると滑らかな舌触りでさらに甘みが際立ちます。

鶏がらスープも絶品。天草大王の鶏がらを長時間煮込んで掬い取った黄金色のスープは、あっさりしているけどとっても深い味わいをしています。

このスープを目当てに県外から訪れるファンも多いそうですよ！

天草大王品評会で金賞受賞の地鶏

「地鶏のたぐち」の店主のお父様は「ヤキトリマンファーム」を経営されていて、毎日そこから新鮮なお肉を仕入れています。
天草大王というだけで美味しいのに、「ヤキトリマンファーム」で飼育されている天草大王は品評会で金賞を受賞しています。

しかも、ヤキトリマンファームは、もっともイケメンな天草大王を決定する「天草大王イケメンコンテスト」でもグランプリに輝いたそうで…ちょっと凄すぎませんか？

そんなこだわりの天草大王は、あまり焼かなくてもレアで食べることができます。
肉質もしっとりしていて本当に柔らかいですよ！

また、「地鶏のたぐち」ではオスよりも柔らかくて皮のところに油がのっているメスのみを使用しているそう。そして、より美味しい親子丼を作るために平飼い卵を産める鶏舎まで建てたそうです！
店主もお父様も、天草大王愛の強さが伝わってきますね。

地鶏のたぐちでは予約をすれば焼き鳥も注文ができます。
1週間前までに予約してくださいね。

さて、私はせっかくなので天草大王のたたきをテイクアウトして帰ります。これがまた美味しくてお酒が進むんですよ♪