天草市牛深の老舗パン屋よりカフェがオープン!

熊本の天草エリアには人気のパン屋さんがたくさんあります。
その中でも天草の牛深で特に有名で、歴史もある『吉永パン』。

そんなパン屋さん『吉永パン』から、2024年の夏にカフェ『QIBIRU〜to〜』がオープンしました！

カフェをオープンしたきっかけやおすすめのメニューなどを今回調査してきたので、天草でカフェやランチの情報を探している方も、天草に旅行する予定の方もぜひ参考にしてみてくださいね✨

パン屋カフェ『QIBIRU〜to〜』オープンのきっかけ

元々牛深の須口地区で吉永パンを営業されていて、このカフェのオーナーでもある右山さん。

今までの小さな店舗ではパンを買ってもらうのみでゆっくりとおもてなしをすることが出来ず、次に繋げることが難しい……ということに悩んでいたそうです。

そこで、カフェを作りゆっくりとおもてなしをしたいと考えるようになり、構想を練り始めてから約10年かかってこのカフェQIBIRU〜to〜（キビル〜トゥ〜）を今夏オープンすることが実現しました！

天草・牛深の海を眺めながら楽しめるランチ

今回のランチでは、店内で海を眺めながら食べられるこちらのおすすめメニューをいただきました！

・Aセット ランチ（選べるサンド、キッシュ、サラダ、スープなど）￥1,250〜
・Bセット（選べるサンド、フライドポテト、ソフトドリンク）￥1,250〜
・キビルサイダー（晩柑・しお）各￥300
・デザートサンド（あんバターフランス）￥580

A、Bセットでは、それぞれおすすめのブリドッグとクロワッサンサンドを食べました🐟️✨

ブリドッグには、吉永パンさんの自家製バゲットが使用されています。

このカフェで色々なサンドのメインとして使われている自家製バゲットは、オーナーの右山さんが自ら生地の研究・アレンジを繰り返し、サンド向けに硬すぎず柔らかすぎず、絶妙な食感を実現させたのがこだわりです😋

また、ブリドッグで使われているブリは牛深産のもので、地元の食材をたくさん使っているのもカフェ『QIBIRU〜to〜』の特長です✨

フィッシュバーガーというと白身魚を使っていて淡白な味のイメージがありますが、ブリのフライ自体の味がとてもしっかりしていて、魚のうまみをしっかりと感じることが出来ました。

ブリのフライや自家製バゲットは適度な弾力があるので、食べ応えもしっかりで満足感がありました！

また、クロワッサンサンドはそのまま食べても美味しいクロワッサンにハムやチーズが挟まれており、バゲットよりも柔らかいのでどの年代の方にも食べやすい柔らかさでとっても美味しかったです！

スイーツとしていただいたあんバターフランスも、優しい甘さのあんことバターがバゲットにマッチしていて、甘すぎず、重たくなくて食後でもペロッと食べられる罪な味でした🤤

Bセットについてきたコーヒーは、天草市河浦町にある立原の里で販売されている、『キラキラコーヒー』さんの豆が使用されています☕

こちらも知る人ぞ知るコーヒー豆のお店で、コーヒーが好きな方にはぜひ一度飲んでみてほしい味です！

キビルサイダーは、熊本県と共同で開発されたもので、こちらも天草の塩や牛深産の晩柑が使用されています。

どちらもスッキリとした味わいでランチにもぴったりでした🌟

このキビルサイダーは店内でもかわいいデザインの瓶のまま販売されているため、お土産として購入するのもおすすめです！

店内に入ってすぐのところには、吉永パンさんオリジナルのマグカップやTシャツ、ストラップなど、おしゃれでかわいい雑貨も並んでいたのでこちらもぜひチェックしてみてくださいね🥐

カフェ『QIBIRU〜to〜（キビル トゥ）』の店名の由来は？

吉永パン屋さんの経営されているこのカフェの店名となっている『キビル』は、天草弁で『結ぶ』という意味があります。

この『きびる』という言葉を、天草の昔の英語表記から取って『QIBIRU』という言葉を店名に入れたんだそうです。

また、『QIBIRU』という言葉に、こちらもconnect（繋がる）という意味で『to』という言葉も入れて、『QIBIRU〜to〜』という店名が決まったそうです！

天草、牛深に観光や海水浴、釣りなどで来た方、また、地元の方々と交流出来る（=繋がる）場という意味でも、とても素敵な店名ですよね✨

このカフェは11:00のオープンから17:00までゆっくりと開いているため、最近ではダイビングのあとにランチに来られる方も多いのだそうです🤿

天草牛深には魅力がたくさん！

牛深は今、老舗と呼ばれる昔ながらのお店がどんどん閉店してしまっているのですが、新しいお店も少しずつ出来ていて入れ替わりの時期に来ているようです。

老舗がなくなっていくのは寂しいことですが、新しいお店が出来て発展するのはとても素敵ですよね✨

そんな牛深の今の生活感を、店舗の目の前に見える漁港や牛深ハイヤ大橋から眺めることが出来るのがこのカフェ『QIBIRU〜to〜』の魅力でもあります。

今後は、カフェの2Fのスペースをレンタルスペースやオープンスペースなどとして活用することも検討されているとのことなので、ぜひ今後の情報もチェックしてみてください！